リセット住宅って何?
リセット住宅とは、今ある住まいをいったん骨組みの状態(スケルトン)に戻し、天然木無垢材を使用したリフォームで「断熱・耐震・通気」といった性能を新築時以上に高めたり、構造上の弱い部分を補強したり、お好みのデザインや間取に変えてお住まいに新たな価値を生み出すことを目的としています。
思い出の詰まった家だから大切にしたい
リセット住宅では、ご家族のライフスタイルに合わせて現在の住まいの不便さを解消するだけに止まらず、⾧く大切に住 み継がれてきた愛着のある思い出の詰まった住まいの面影を残しつつ、どうすれば家を⾧く使い続けることができるか を心がけてご提案しています。
工事の種類と目的の違い
種 別 | 工事の規模と目的 | 工事の対象 |
---|---|---|
リフォーム | 比較的小規模で部分的な工事 (老朽化したものを修復・改装するなど
原状復旧が主な目的) | システムキッチン・ユニットバス・トイレ・洗面 台設備の交換、壁紙や床の張替、外装の
塗り直しなど |
リセット住宅 (リノベーション) | 大規模な工事
一度スケルトン(構造だけ残して改修)にして 新たな価値・機能を付加することを目的に改修
物件の価値を高める | 間取り変更や排水管・水道管の変更、 断熱・採光・通風・耐震の性能向上を図
るなど |
※築年数が古くて躯体の老朽化が激しい家では、耐震工事や解体が必要になる場合があります。その場合、費用が高額と なり費用対効果の関係で建替えのご提案をさせていただく場合も御座います。まずは弊社へご相談ください。
気になるところはどんなところ? まずはお悩みをお聞かせください。
グッドワンはお客様が抱えるお悩みをうかがい、いまのお住まいの問題点を解決するためのご提案をさせていただきま す。全体を見て、予算とのバランスも考慮しながら必要な工事を行います。
まずはお悩み・改善したいところをチェック
気づきにくい見えないところもチェック
リセット住宅
(住み続けたい理由がある。愛着ある我が家だから。)
リセット内容 | 健 康 | 省エネ性 | 耐震性 | 耐久性 |
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工法紹介 | 天然無垢材を使用して安全
と健康に配慮。 呼吸する素材 (珪藻土ク
ロス・桐材収納・赤松材
の床)の導入。 ホルムアルデヒド対策 | 高断熱材(発砲ウレタン
フォーム) 遮熱シート 壁内通気工法 床:ミラネクトラムダ | パネル工法と軸組み工法の組み合わせ 耐震強度壁倍率3.3倍。 剛床工法は一般在来工法の3.7倍強度 | 床下防湿シート 防湿コンクリート 床下に竹炭 ヒバ材土台 壁体内通気工法 |
リセット住宅 健康素材にリセット
アトピーやぜんそく、アレルギーの原因は大きく2つの問題点から。
湿気や結露から発生するカビが呼吸器等に影響を及ぼすケースと、集成材や接着剤から発生するホルムアルデヒドなどの有害化学物質が原因の場合です。
夢ハウスでは、調湿効果が高い呼吸する素材を使います。肌に触れることが多い内装には無垢材と珪藻土クロスを使用しています。どちらも調湿効果が高く、室内の湿気をコントロールするので結露を防ぎ、カビの発生を抑制します。
さらに、天然無垢材に含まれているフィトンチッドという樹木が発散する芳香成分が森林浴同様の清々しい爽快感あふれるリラックス空間をつくりだし、心の健康をもたらすのです。
フィトンチッドは人体に安全な天然物質なので、副作用の心配もありません。天然無垢材を使うことで、お客様の心と体の健康を守るため、徹底して本物を追及しています。
リセット住宅 断熱・遮熱性能をリセット
壁内結露に十分注意をすること。結露は、室内の暖気と屋外の冷気がぶつかる開口部の窓周辺や壁内で発生します。
壁内に通気層が十分に取れていない場合、湿気を多く含んだ空気の逃げ道がないため、壁内にこもって結露発生。
断熱材湿らせます。すると水に弱いグラスウール断熱材などでは断熱性能が低下、水気を含み重くなって収縮してすき間ができたり床下に脱落したり、さらにはカビや木材腐朽菌を繫殖させて木材を腐らせてしまいます。
夢ハウスでは湿気に強い断熱材(吹付硬質ウレタンフォーム)を隙間なく充填して高断熱を実現。暖気と冷気がぶつかり合って結露するのを阻止します。
さらに湿気がこもらないように外壁の内側に通気層を確保して、躯体の劣化を抑えます。床にも同様に高性能断熱材を引き詰めます。(床:高性能断熱材ミラネクストラムダ)
遮断シートも合わせて使うことで屋内温度を安定させて熱効率の良い省エネな住宅へ性能を向上させます。
夏場の赤外線を96%はね返す遮熱性アルミシート。屋外の熱をシャットアウトし、空間の冷気を逃がさないので効率よく家中を涼しく保つことができます。冬には部屋から逃げようする暖気を留めて暖めてくれ、薪ストーブ1台で家中が暖かい、朝起きても温もりは続いています。リセット住宅では、この遮熱シートを、壁・傾斜天井に施し、家全体を包むことで屋内温度を一定に保ち、お部屋間の寒暖差によるヒートショックも防ぎます。
リセット住宅 耐震性能をリセット
日本は地震大国だからこそ地震に負けない家づくりが大切。耐震補強もバランスが大切。 耐力壁、床剛性・土台接続部は、どれかを補強すれば安心というわけではありません。建物全体のバランスを考えて補 強されていることが何よりも大切なのです。 地盤が弱い場所に建つ住宅の場合では、地盤改良工事や耐圧盤の設置ができる建て替えをお勧めしていますが、 リフォームの場合は現在の住宅のどこをどう補強するか綿密な調査が必要となります。 耐震性の低い不安な柱を取り払い、剛性と粘りのある梁や新たな柱で大空間を作り出し、補強金物で構造材同士の緊結 を施して補強を行います。パネル工法と軸組み工法の良さを組み合わせた夢パネル工法で耐震強度が壁倍率3.3倍。 壁と同じくらい大切な床の剛性は、大引きを通常の2倍の間隔で配置した剛床工法は一般在来工法の3.7倍強度。 地震に強い床・壁だから居住スペースを大胆に広げられる大空間を作り出せるのです。 地震時においては、重い屋根や壁や柱の少ない建物一階部分などでは不安な要素のひとつ。屋根を軽くするためにコロ ニアルやガルバリウム鋼板などの板金屋根に葺き替える、大きな梁を足す、強度の高いパネル工法の壁にする、など一 つ一つ丁寧に問題点を解決することで、新築の時以上の耐震性能を備えた住まいに生まれ変わるのです。
リセット住宅 耐久性能をリセット
住宅の寿命を短くする最大の敵は「水」。床下や壁内部にこもった湿気が木材腐朽菌の増殖を後押し、土台を腐らせ る。タイルのヒビから漏れた水が水廻りの床や土台をフカフカに腐らせる。他にもシロアリなどの害虫や内部結露など から構造躯体を守る必要があるのです。
湿気対策を万全にして見えない敵を断つ。
耐久性を上げるのに最も重要なのが湿気をシャットアウトすること、木材の乾燥状態を維持すること。
壁体内通気を確保することで、外壁側の壁内部に通気層を持たせ、湿気による躯体の劣化を防ぎます。
地面からの湿気を遮断する防湿シート、調湿・殺菌効果のある竹炭、木材腐朽菌の繁殖を押さえてシロアリなどの害虫 を寄せ付けない防虫効果が高いヒバ材。これらを状況に応じて施工することで、建物寿命を延ばして何十年も安心して 暮らせる住まいに改修します。